工房
弦の顕微鏡撮影をして、同業者からも感謝されたことがあります
2019年2月7日 工房
我々弦楽器の技術者は様々な種類の弦で調整したり、または一般の方とは桁外れの取り扱いの経験数を持っています。 そんな「プロ」の技術者でも、意外なことに実際に弦の実際の「顔」を見た人、観察した人は少ないのです。 ずいぶ …
なぜハイスピード撮影を試みているのか
2019年2月7日 工房
私が色々な特殊撮影をしたり、録音をしたり、多方面に手を出しているのはご存じと思います。 ハイスピードカメラを導入して、音叉を撮影したり、弦が振るえる様子も撮影しています。 決して撮影するのが趣味でもなく、楽しいわけ …
パナソニック製の気化式加湿器 FE-KXR07 はお勧めです
2019年2月6日 工房パソコン、AV、家電、車
先日、「パナソニック製の気化式加湿器 FE-KXR07」を購入したと言う記事を書きました。これまで使っていた超音波式加湿器よりも効果絶大だったため、もう1つ住居用に追加購入したくらいです。 素晴らしいのは、加湿能力で …
「マンモスの牙」は「象牙」ではありません
2019年2月6日 工房
私の工房でも「マンモスの牙」素材から作られたフロッシュの弓だとか、白い装飾リングが付いた糸巻きの楽器をお売りすることがあります。会話の中では単に「象牙」と言う事もありますが、実は弦楽器関連の新しい輸入製品ではほぼ100 …
光(映像)と音(音楽)との不思議な差 その2
2019年2月6日 工房パソコン、AV、家電、車
少し前に「光(映像)と音(音楽)との不思議な差」という記事を書きましたが、皆さん、どうやらあまり興味は無いみたいです。しかし私はとても気になっているのです。 両者は電磁波と粗密波という違いはありますが、ともに周波数で …
ヴァイオリンでも重要なのは低弦の音です
2019年2月6日 工房
ヴァイオリンの最大の特徴は美しい高域の音です。実際、演奏においてもE線のハイポジションを弾く機会がとても多いです。 だから多くの方が、ヴァイオリンを選ぶときに「E線(1番弦)」を意識しすぎるのです。 しかし重要なの …
主張していることと具体的な行動とが、矛盾しています
2019年2月4日 工房
例えば、「糸巻きが回しにくい」という主張の方がいらっしゃるとします。しかしその方に「そういう時には調整にいらしてください」というと、「でも・・」とか、「しかし・・・」とか、「だってとか・・」、色々な言い訳をするのです。 …
私から楽器を購入した方は、ほぼ、私の工房にて弓を購入してくださった方
2019年2月3日 工房
時々私の工房のホームページやブログにて、「楽器の在庫があります」とお知らせすることがあります。 そして、その記事を多くの方々が目を通してくださっています。具体的に誰が読んでくださったのか、私が知る由もありませんが、ア …
卓上音叉よりも、通常の小型音叉がお勧めです
2019年2月3日 工房
時々、工房にいらしたお客様から、「この音叉は売っていないのですか?」と、卓上音叉の事を尋ねられます。 しかし、私はお勧めしません。通常の小型携帯音叉(Wittner製とか)の方をお勧めします。 なぜならば、卓上音叉 …
「音色(ねいろ)」と「音響」
2019年2月2日 工房
ちょっと自信家の人になると、自分は楽器の音色が判っていると思っているようです。 しかし私が言い切ります。「音色が判っている人はいない」と。 なぜならば、「音色」に答えは無いのです。 「音色」というのは、個人の価値 …