ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗の工房日記です。 ホームページは https://www.sasakivn.com です
ブログ記事

パソコン、AV、家電、車

良い楽器とは、音響的に優れた楽器です

 「良い楽器」の中には、たくさんの要素が含まれています。例えば、「ラベル」だとかもその要素の中の一つであることは間違いありません。  しかし、あくまでも私の考えですが、「良い楽器」の一番の核となるものは「音響的性能」だと …

マイスタージンガー前奏曲って、再生するのがとても難しい

 これまでに何度も紹介している、このSACDのワーグナー集のマイスタージンガー前奏曲を久しぶりに聴きました。  聴けば聴くほど、再生すれば再生するほどに、様々な楽器の音が複雑に絡み合っている複雑な曲だという事を実感します …

せっかくの素晴らしい演奏も、映像の画質や音質に拘りが無いと勿体ない

 少し前に、私の工房のお客様の演奏者の(正確に言えば、その方が所属している小さな音楽会社の)インターネットコンサートを観ました。  演奏はどの方も素晴らしかったのですが、残念に思ったのは、映像(音声)の品質にそこまで拘っ …

1967年(1963年?)録音のシュターミッツ・ヴィオラ協奏曲

 日本でもおなじみの、ウルリッヒ・コッホ氏によるシュターミッツ作曲ヴィオラ協奏曲のレコードです。おそらく1967年くらい(それとも1963年?)に録音された古いレコードですが、さすが独ハルモニア・ムンディ社のレコードは高 …

「良い音」に、自分の価値観の殻を叩いてもらう

 昨日、お客様に1960年代のレコードを聴いてもらって、「こんなに古い録音なのに、現代でも色褪せない素晴らしい音でしょう?」って、話をしました。  そのお客様も驚かれて、私の主張する「演奏者としてのオーディオ」という物に …

低燃費のガソリン・ハイブリッド車「ヤリス」が欧州カーオブザイヤーを受賞

 私は以前からバッテリー車を安直に美化することを危険だと主張してきました。しかし最近、ガソリン車(ハイブリッド車)を作り続けている国産車に対して、「ガラパゴス状態」とか、「世界の流れに取り残されている」とかの否定的な意見 …

当時の曲は、オリジナルのレコードで聴くのが一番です

 松山千春のミリオンセラー「起承転結」のレコードが100円で売っていたので、買ってしまいました。ミリオンセラー・レコードは市場に出回った数が多いので、意外と安く売っているのです。  このレコード、友達が所有していて、お互 …

久しぶりにレコードをじっくり聴いたのですが、やっぱり良いですね!

 年末に色々バタバタな出来事がありまして、工房の仕事は通常通り行ってはいたのですが、何だかんだと慌ただしくて、落ち着いてレコードを聴く余裕はありませんでした。  先日、久しぶりにじっくり聴いたのですが、やっぱり良いですね …

安直なフルバッテリー電気自動車の美化は危険

 最近、マスコミのあまりにも薄っぺらな「フルバッテリータイプのEV自動車を美化する情報」が多く流れているのに、ちょっと危険性を感じます。  まるでバッテリータイプの電気自動車こそが、環境問題への最善と思えるような情報に対 …

弦楽器製作工程BDの画質のことを褒めてもらえるのは嬉しい

 弦楽器製作工程BDを購入してくださった方から、「高画質に見とれてしまった」とか、「画質が綺麗」とかの感想を頂くことがあるのですが、そのような感想はとても嬉しいことです。  今となってはスマホでも撮影できるような当たり前 …

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