「綺麗なヴィブラート」の要素はいくつもありますが、その中でも意外と知られていないのが「摩擦力の継続性」ということです。これは少し前に私のレポート「Q:正しいヴィブラートと”痙攣”ヴィブラートとの違いは?」で書いた内容なのですが、ご自分のヴィブラートの音色がイマイチだと思っている方は是非次の事を試してみてください。

 それは「ヴィブラートの練習の時に、出来るだけ楽器がぶれないように意識しながらヴィブラートをかけてみる」という練習です。

 おそらく、いつもよりも音色の美しいヴィブラートが出るはずです。艶のある音色のはずです。これが「摩擦力の継続性」なのです。

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