スポーツ選手としての成長期には、特に何も考えなくてもグングン記録が伸びます(結果が出ます)。

 しかし、スポーツ選手としての選手生命の中で、そんな好調な時期はほんの僅かだと思います。ほとんどは、壁にぶちあたって限界を感じたり、ちいさなスランプがあったり、怪我との戦いの連続のはずなのです。

 逆の事も言えて、一流スポーツ選手とは、そのような不調からいかに抜け出せるのか、または怪我をしない準備をするのか、または自分の壁を越える何かを身に付けているのか等の、術をもっているはずなのです。

 すなわち、「感覚」とか「努力」とかいう話しでは無いのです(感覚は人それぞれですし、努力はして当たり前です)。

 「理」なのです。

 だから多くのスポーツ選手が、自分自身ででない、他人である専門家(コーチとかトレーナーとか)の声に耳を傾けるのです。

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