弦楽器界だけに限らず、最近は、「周りは詐欺師だらけ。自分以外は信用しない」とか、または「情報収拾して、いかに得な事をするか」というような風潮が蔓延しています。情報化社会とは一見オープンなように感じますが、実情は内向的(自分の収拾した情報以外信用しない)なものです。

 これはテレビなどでのお得情報番組の多さ、グルメ番組、ビットコインなどに飛びつく人、ふるさと納税に群がる人の多さからも判ることです。

 弦楽器界でも全く同じです。「通販で賢く安く弦を買って、自分ではる」とか、安く売っている楽器店をネットで探すとか、調整が上手でしかも安いというような情報を求めてうろうろするとか・・。すなわち、自分の情報以外は信頼できないのです。

 しかし何度も説明していることですが、自分の探している(または検索している)ものは自分の価値観の範囲内の事なのです。自分自身の価値観を越えている物事は、自分では見えないからです。

 私が行いたいのは、お客様の価値観を越えたことを提供して、「こんな世界があったのですね。なるほど、これなら高い金額でも納得です」と言ってもらえることです。

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