先日、中古品ですが、レーザー式のアナログレコードプレーヤーを導入しました。それで唯一所有していたコントラバスのレコードをかけては、「いいなあ!素敵だなあ!」と感動しまくっていたのです。

 それで、もっと「想い出のレコード」が欲しくなって、さらに2枚の中古レコードを購入しました。

 補足になりますが、通常のレコードプレーヤーは針でレコード溝をなぞって、その針の振動を増幅して、音として再生します。一方、このレーザー式というのは、レコードの溝にレーザーを当てて、その反射を増幅して音として再生するのです。だから針のように質量がないので、微細な溝の変化にも敏感に反応するのです。

 このようなレーザー式ターンテーブルの長所は、そのまま短所にもなります。レコード溝にホコリが付いていた場合、これまでの針式のレコードプレーヤーの場合には、針がそのホコリをブルドーザーのように押し出します。だから針にホコリがこびり付いて、頻繁に針先の掃除をしなければならないのです。
 しかし、レーザー式の場合、そのホコリを盤面の情報と勘違いして、バカ正直にパチパチと再生してしまうのです。

 すなわち、レーザー式ターンテーブルを使うためには、徹底的なレコード盤面のクリーニングが必要になるわけです。

 今回中古購入したレコード(ドルジーニンのショスタコ「遺作」)はとても状態が良くて、肉眼で見たところ、盤面に埃が付いているとは思えませんでした。しかし、レーザーターンテーブルで再生したところ、パチ、パチ、プツ、プツ・・。

 次に、仕事用で使っている超音波洗浄機にかけて、バキュームクリーナーで盤面を掃除したところ、・・・、

「何だ、この違いは~っ!?」

 パチパチノイズが激減しました。と言うことは、私が以前かけていた「レコード達」も、本来のレコードの音ではなかったのかもしれません。

 「無知の幸せ」とでも言うのでしょうか?

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