最近、手探り状態ではありますが3D CADとか、3Dスキャニングとか、そして最終的に3Dプリンタでの出力を行っています。

 これって、使うほどに感心します。

 というのは、机上の計画が、実際の物になるからなのです。職人の私だから実感できるのですが、机上の計画を実際の物として作り上げるためには、一つの完成された技術力が必要になります。普通の人には、まして子どもには不可能なのです。

 すなわち、多くの人は「作る技術が無いから(器用じゃないから)」物作りに興味が持てないのです。それはすなわち、物作りとか技術職とかへの、将来の人材不足の原因とも言えると思います。

 ところが3Dプリンタを使うと、職人で無くても、多少不器用な人でも、計画した物が作れてしまうのです。これって、どれだけ凄いことなのか、私には身に染みるくらい判るのです。

 もちろん、まだ未完の技術ではあります。しかし、十分実用の領域にも入ってきています。

 学校教育として、「作る喜び」を教えるためにも、是非とも3Dプリンタの積極的な導入をお勧めしたいです。

 

 蛇足になりますが、3Dデータを作るためには、大きく別けて3種類が存在します。
1. 3D CAD
 製図的な手法で、3Dデータを作る方法です。機械、工学系のソフトです。
2. 3Dモデリング
 絵画的な手法で、3Dデータを作る方法です。人形(フィギュア)製作とかに用いられます。
3. 3Dスキャニング
 実物を3Dスキャナで、実際にスキャニングしてデータを作ります。複製です。教育用途としてはお勧めしません。技術的にも難しいですし、お金もとても掛かります。

 学校教育(または子ども、素人)が使う3Dプリンタは、高精度さよりも使いやすさと壊れにくさが求められます。私がお勧めするのは、ZORTRAX M200 Plusです。安いM200モデルの方でもよいかもしれません(サイドカバーは必須)。ちなみに高精細のQholiaはマニア向けです。

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