先日、知人でELPレーザーターンテーブルを導入された方のところへ行って、その方が使っていたアナログレコードプレーヤー(MCカートリッジ)と比較してみました。

 私が所有しているアナログレコードプレーヤー(MMカートリッジ)よりもずっと上級のプレーヤー&カートリッジですから(ハイエンドではありませんが)、その音の違いには興味がありました。

 結論として、私の工房で感じた音の違いと、ほぼ同じ感想を持ちました。

 例えばオケのレコードをかけた場合、アナログレコードプレーヤーで再生する音は、弦の音が糸が絡まってしまったかのように、巨大毛玉のように丸まってしまった感じなのです。だからその弦のモコモコさに、管楽器も引きずれてしまうような印象です。

 それに対して、ELPのレーザーターンテーブルの音は、音の分離・解像感が素晴らしいのです。特にコントラバスやチェロ、ヴィオラなどの中低減の音の解像感が素晴らしく、それによってヴァイオリンや管楽器の音色が際立つのです。

 マーラー5番の4楽章の出だしで、静寂の中からハープの低弦が発音する、その空気感がELPレーザーターンテーブルの方がはるかに音場感が優れてしました。

 アナログレコードプレーヤーの音がまるでモノラル再生に感じてしまうかのような、音場感、解像感の違いです。

 それではELPレーザーターンテーブルが完璧か?というと、あるヴァイオリンソロのレコードでは、ELPレーザーターンテーブルで再生した音がきつく感じて、アナログレコードプレーヤーの方が良いと感じました。

 あと、ELPレーザーターンテーブルは、丹念なレコードクリーニングをしてからの再生で、音が全く変わりますので、それをすることが大前提になります。ペアとして考えるべきでしょう。

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