最近オイストラフ演奏の当時のレコードを直接聴く事で、オイストラフの演奏の見えなかった部分(知らなかった部分)が見えることに気づきました。

 それで色々なレコードを購入して聴いているのですが、大ざっぱに言ってしまえば、どれも凄い演奏です。

 その中で、私の好みとかも含めて、一曲だけあげるとしたら、「シベリウス作曲のヴァイオリン協奏曲」です。ただし、条件があります。

 オイストラフは同じ曲をいくつかの国で、いくつかのオケと演奏してレコーディングしていることが多いのです。それらは、雰囲気がまるで違うのです。それは演奏自体だけの問題でなく、録音エンジニアの考え方とかも含めてです。

 さて、オイストラフが演奏したシベリウスのヴァイオリン協奏曲で有名なのは、「オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団」版と、「エーリンク指揮、ストックホルム音楽祭管弦楽団」版、そして「ロジェストヴェンスキー指揮、モスクワ放送交響楽団」版です。

 私の感想ですが、ダントツに、ロジェストヴェンスキー指揮による演奏が凄いです。他の二演奏からは感じられない、凄まじさを聴く事が出来ます。

関連記事: