昨年末に急に入手できたカントゥーシャ作のチェロですが、これがまた素晴らしい音なのです。
調整でいらしたチェリストの方にちょっと音を出してもらって、その音を自分の耳で客観的に確認しました。ハイドンのチェロ協奏曲を弾かれたのですが、演奏はもちろん素敵だったのですが、楽器の音も素晴らしかったです。
発音が良いので、初めて触る楽器なのに弾きやすいのです。その演奏家の方も、そう言っていました。
カントゥーシャ作の楽器だけの話ではなく、極上物のチェロは、そう数はありません。欲しいと思ったときには、なかなか出物がないのです。だから、良い楽器を探している方は無理をしてでも、こういう良い楽器を入手して欲しいです。
品の良い音色ですが、おそらく、大きなホールでも朗々と鳴るパワーも持ち合わせていると思いますよ。
余談:そのチェロ奏者の方が戻られた後、デュプレ演奏のハイドンのレコードを、うっとりと聴いてしまいました。
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