先日、とても作りが良く状態も素晴らしいドイツ製ヴァイオリンを手に入れました。100年以上前の古い楽器なのに、とても状態が良いです。さすがにカントゥーシャ作のヴァイオリンの超高精度には及びませんが、感心する素晴らしい作りのヴァイオリンです。

 こういう出来の良い楽器の調整は、意外に思われるかもしれませんが、逆に簡単なのです。「簡単」というと語弊がありますが、「ほぼ予測通りに作業が捗る」といった感じです。

 もちろん簡単と言っても、短時間で調整作業が終わるという意味ではありません。部品の裏側を削って軽量化したり、アゴ当ての形を微修正したり、アゴ当てに付いていたHillタイプの金具を取り去って、チタン製の軽量金具と交換したり、けっこう手間はかかるのです。

 

 

関連記事: