以下の文章は、ビデオ編集について、私の工房のお客様とのやりとりの中で、私がアドバイスした内容です。参考にされる方がいましたら、参考にしてみてください。

 

 Vegas Proのリサイズレンダリング(例えばHD映像データを使って編集して、DVD用のデータを書き出したり、4K映像データを使って編集して、BD用のデータを書き出したり)の特徴は、とても解像度が高いことです。
 しかし解像度が高い反面、動きのある部分でフレームリサイズ処理のギザギザ感がめだってしまいます。今回の場合には弓の動きだとか、ズーミングした時の壁のタイル輪郭の水平部分のギザギザ感です。

 そこで、Vegas ProからBlu-ray用のAVCデータを直接リサイズレンダリングするのではなく、ペガシスTMPGEnc Video Mastering Works 7にてレンダリングする方法を採ると、高画質なBDを作成することができます。

 ちなみに、HD撮影をしてBDのみを製作する場合には、これまで通りVegas Proから直接AVCファイルを書き出しても、ギザギザ感は出ません。

 以下、4K映像撮影をして、BDとUHD-BDの両ディスクを製作する場合について書きます。

—————————————
共通作業部分
1. Vegas Proにて4K編集
2. 編集完成したデータを、4Kの高画質データとして書き出し(SONY XAVC Long形式など)。→ 例 4Kdata.MXF
3. TMPGEnc Video Mastering Works 7で、上記4Kdata.MXFを読み込む。
4. TMPGEnc Video Mastering Works 7でキーフレームを打つ(0秒位置にも打つ)。
5. キーフレーム打ち込み完了後、TMPGEnc Video Mastering Works 7のプロジェクトを、念のために名前を付けて保存しておく。
—————————————

BD製作の場合
6. TMPGEnc Video Mastering Works 7からBlu-ray(BDMV)用のファイルを書き出す。その時の出力設定中に下記の内容を変更する。
・音声をPCMに変更。
・映像ビットレートを必要な値に修正。
・「詳細設定」の項目中の「キーフレーム設定を情報ファイルに出力する」にチェックを入れる。
・m2tファイル+Keyframeでエンコード。

7. TMPGEnc Authoring Works 6で新規プロジェクト
8. 「ファイルから追加する」でm2tファルを読み込む→「ファイルの読み込み方法選択」の画面が出るので、2段目の「このまま読み込む」で読み込む。
  注:「TS/PGMX/MXFファイルを詳細に解析して読み込む」で読み込むと、キーフレームが表示されません。
9. メニュー設定項目では「メニューを作成しない」を選択
10. 「書き出し開始」 (再レンダリング無しで書き出せます)

———————————————-

UHD-BD製作の場合
11. TMPGEnc Video Mastering Works 7からキーフレーム内蔵のMKVファイルを書き出す。
「プロファイル&レベル」→Main10
「音声設定」→ビットレートを最大の576
「その他」→キーフレームをチャプターとして出力する チェックを入れる
「エンコード」でMKVファイルを書き出す。
12. DVDFab12のUHD製作機能にてMKVファイルを読み込む
13. UHD-BUのISOイメージを書き出す。

 

関連記事: