私の母は90歳をこえ、2年前くらいから要介護状態となりました。皆さんもご存じの通り、今年の夏の猛暑続きは想像を超えていました。身体が弱くなった母の部屋は、夜も昼もエアコンで室温管理しているつもりですが、しかし実際にいろいろ考え出すと難しいのです。
エアコン(15年近く使っています)自体がなかなか思った温度をキープしてくれないのです。リモコンで同じ温度設定にしていても、真昼と夕方、そして夜とでは室温が異なってきます。そこで部屋の温度を、室温計でチェックして小まめにエアコンの温度を上げ下げしているのですが、ここでも問題があります。
・その室温計の温度は本当に正しいのか?
・室温計は部屋の一カ所にしか置いていないけれど、実際にベッドの枕元とか足下とかの温度は大丈夫なのか?
・第一、頻繁に部屋に温度チェックに行くのには限度がある。
このような理由から、室温(湿度も)を無線でチェックできるような温度計を探しました。そうしたら良いのがありました。どうやらビニールハウスなどの温度・湿度管理につかう温度計らしいです。
A&D社の「ワイヤレスマルチチャンネル温湿度計 AD-5663」です。温度センサーが3つ付いているので部屋の3カ所の温度を測ることができますし(センサーのワイヤーの長さの範囲ですが)、湿度計も付いています。もちろん測定精度もきちんとしたものです。
これらのデータを無線で飛ばし、別の部屋でチェックすることができるのです。実際に行ってみて、これはとても便利に感じました。
関連記事:
- ケース内の温度計測実験の期を逃してしまった
- 私と似た考えの「ケースの温度管理」を実行されている方がいました
- 夏のチェロケースの内部温度
- 温湿度ロガー
- 少し前に紹介したスマート家電コントローラーが素晴らしい