学生時代のオケの後輩宅で、1980年代~90年初頭にPCMプロセッサーで筑波大学管弦楽団の演奏会、アンサンブルを録音した”お宝 生データ”が見つかったということで、早速送ってもらって再生してみました。
 
昨年に購入したデジタル出力機能ももっているPCMプロセッサーSONY PCM-601ESD(何と未使用品!)を使って、アナログ出力と、デジタル出力の音質もチェックしてみました。ちなみに、DD変換、AD変換は共にRME Fireface UFXで行いました。

 今回私は初めてPCMプロセッサーのデジタル出力を体験してみましたが、デジタル出力とアナログ出力の音質差は、かなり差がありました。
 アナログ出力の音は、私がこれまでイメージしていた通りのPCMプロセッサーの音でした。豊かでノイズの少ない音でした。ところがそれに対してデジタル出力した音は、なんだかノイズっぽくて、カリカリした音でした。

 最初はデジタル出力の方が音が悪いのではないかと思っていましたが、何度も聴き比べている内に判ってきました。どうやらアナログ出力の音の方は、帯域(ノイズ成分も含めて)をかなりカットして、聴きやすくしている感じです。
 デジタル出力の方が、マイクプリアンプやマイクのノイズ、ハム雑音、フォーマットの限界等々、悪い意味も含めて情報量としては多そうです。聴きやすさと言う点では、アナログ出力の方が良い感じなのですが・・・。

 いずれにせよ、80年代のアマチュア録音がこんなに高品質で録音されているなんて、何て凄いことなのでしょう!ちなみに、写真の録音機器セットは、今なら手のひらに乗るサイズです。

 

追記
 PCMプロセッサーのアナログ出力とデジタル出力の比較WAVデータです。パソコンで聴くと大して違いは無いように感じるかもしれませんが、きちんとしたオーディオ装置で比較すると大きな違いがあります。

アナログ出力

デジタル出力

関連記事: