最近は、染料を点眼容器にさらに小分けにして使っています。この目薬用の小さな容器だと、手元に置いておいても邪魔にならないし、気軽に点滴して色調整できるし、倒してもこぼれないし、何かと具合が良いのです。

 欠点は、容器が小さすぎて収まりが悪いという事です。そこで点眼容器を整頓するスタンドを作る事にしました。

 最初はいつも通り木の板に穴をあけて作ろうと思ったのですが、ちょうど良いサイズのドリルが無かったため、(わざわざ買うのも勿体ないし)3Dプリンタで作る事にしました。

3Dプリンタはこういうのを簡単に作れるのですが、欠点は出力時間です。木の板で作れば仕上げも入れて2時間で出来るのに、24時間もかかっています(高精度出力しようとQholiaを使いました)。このスタンドは単純な形だから、出力設定をもっと粗くして、プリンタもZortraxでも良かったと反省しています。

 

補足:点眼容器の直径は19.5mmで、3D CADでの穴の直径は19.8mmで設計してみました。Qholiaで出力したところ、予定通りのちょうど良い穴のサイズです。スタンドを逆さにしても、点眼容器が抜け落ちません。
 出力時間はかかりましたが、Qholiaの精度は素晴らしいです。

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