ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗の工房日記です。 ホームページは https://www.sasakivn.com です
ブログ記事

工房

松ヤニの表面が凸凹になってしまったら

 松ヤニの表面は平面であるのが理想です。  しかし普段の使い方だとか、ちょっとした何らかの要因で、凸が出来てしまい、そこに馬毛が当たらないことで溝がどんどん深くなってしまうこともあります。  酷い場合には、完全に凹の溝部 …

弦交換をしないで指板や上駒を傷めてしまっている方が増えています

 何度か書いていることですが、コロナ禍で「あまり弾いていないから、楽器は問題ないと思う」と、ご自分で判断して、例年ならば行っている調整を伸ばしている方が多いです。  ネック外れ、響板や指板剥がれ、響板割れなどの大きななト …

久しぶりにレコードをじっくり聴いたのですが、やっぱり良いですね!

 年末に色々バタバタな出来事がありまして、工房の仕事は通常通り行ってはいたのですが、何だかんだと慌ただしくて、落ち着いてレコードを聴く余裕はありませんでした。  先日、久しぶりにじっくり聴いたのですが、やっぱり良いですね …

良い楽器を思い切って購入した人だけが、良い音を出せるのです

 今日は、カントゥーシャ作のヴィオラの弦交換を行いました。いつも同じ事ばかり言っていますが、良い楽器って開放弦を弾いただけで、音の良さがわかります。音の響きがずっと続くのです。毎回、感心します。  こういう本当に良いヴィ …

「裏板を鳴らす」とは

 よく、「先生から、『もっと裏板を鳴らすように』演奏してと言われる」という、話を聞きます。  ところがこの「裏板を鳴らす」という言葉(表現)を、勘違いしている演奏者や技術者がたくさんいるのです。裏板を振動させて、裏板から …

弦楽器製作工程BDの画質のことを褒めてもらえるのは嬉しい

 弦楽器製作工程BDを購入してくださった方から、「高画質に見とれてしまった」とか、「画質が綺麗」とかの感想を頂くことがあるのですが、そのような感想はとても嬉しいことです。  今となってはスマホでも撮影できるような当たり前 …

私の工房にて弓を購入された方は、是非とも引き続きいらしてください

 私の「弓の性能の理論」について賛同してくださり、高価な弓を購入してくださった方々にはとても感謝しております。「その価格帯で」のという前提ではありますが、私が責任と自信を持ってお勧めできる高性能です。他ではなかなか手に入 …

修理・調整の技術レベルと、取り扱い楽器の質は比例しています

 私は常日頃から「その後も永くお世話になりたいと思える素晴らしい技術を持っている楽器店〔または工房)で、楽器を紹介してもらって購入してください」と主張しています。  楽器の質を考える上で、これはとても重要な考え方なのです …

「最近弾く機会が少ないから」と思っていても、楽器は傷んでいます

 コロナ禍で「最近弾く機会が少ないので、問題ないと思いますが・・。毛替えはする必要がありますか?」とかおっしゃる方が多いです。  もちろん中には全く問題ない方もいらっしゃることは確かです。しかし、私が客観的にみて感じるの …

お客様に励まされた

 昨日、海外在住のお客様がこのコロナ禍、苦労して帰国して調整にいらっしゃいました。新型コロナの影響で飛行機の便が無くなってしまったり、ようやく帰国できても二週間の自主隔離をしたりと、色々大変だったみたいです。  前回から …

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