あくまでも私の経験からの感想でしかありませんが、楽器の撮影写真の品質とその楽器の品質は、ある程度比例していると感じます。
なぜなら、例えば私の場合ですが、手間と技術の粋を集めてようやく完成したその楽器(自分作の楽器であるなしに関わらず)ならば、それを適当に撮影しようとは思えないのです。どんなに手間をかけてでも「こだわった部分をきちんと表現しよう」と考えます。だから手間をかけてでも高品質な撮影をするのです。
すなわち、「こんなに綺麗な良い楽器ですよ。こんなにきちんと修理・調整していますよ」という私の自信の表れでもあるのです。
ちなみに余談になりますが、私の工房で購入した楽器の写真データーは、ご希望であれば楽器の購入者には無料でお渡ししますので、必要であればそう言ってください。但し、私が事前に撮影していたデータに限ります。これから「撮影してください」というはダメですのでご了承ください。