先日のブログにも書きました補聴器(集音器)の製品情報が探しても見つからなかったため、自分で作ってみました。3D CADで1時間弱で簡単に、雰囲気だけで設計して、3Dプリンタで出力しました(出力には粗い出力設定で6時間!)。
その効果は・・・微妙です。もちろん、直接耳で聴くよりも、より聞こえるようになったことは確かです。しかし課題も多いです。
・反射板の角度設計をもっと煮詰めないと、効率的に聞こえない。
・反射板の厚みが薄すぎると、反射板の振動による音の濁りが付加されてしまう(想定外)。
・今回は目立ちにくくするために、反射板のサイズ(特に横への飛び出しサイズ)を小さめにしたのですが、効果を上げるためには、反射板をもっと大きくする必要があると感じました。
・頭へのフィット感(装着感)を上げるのは、そう簡単には出来そうにもありません。
まあ、今回は単なる好奇心での実験なので、こんなものでしょう。ちなみにこの製品を提供する予定は全くありませんので、質問とかはされないようお願いいたします。
私はコンサートに行くとき、楽器や弦の種類を確認するために大型の双眼鏡を持っていくこともあります。さらに、こんな器具を装着して、双眼鏡を覗きながらコンサートを聴くやつがいたら、それはもうりっぱな変質者ですね。
補足:初めて「スマホで自撮り」してみました。斜め上から撮るんですよね!、?