頭の中で、トランポリンで跳んでみましょう。

 1.トランポリン初級者が、一番意識するのは「足下の布」の部分だと思います。

 2. そして、ちょっと上達すると「バネ」を意識するでしょう。

 3. 上級者になると、トランポリンを設置している「床」を意識するはずです。

 トランポリン上級者と話をしたことはありませんが、おそらくあたっていると思います。

 

 これと同じ事は弦楽器にも当てはまります。

 1. 弦楽器初級者は「弦の振幅」を意識します。

 2. さらに上手な人は「駒のドライブ」を意識します。

 3. 本当に上手な人は、「楽器の裏板からの反発」を意識します。

 もちろん、これは良い弓(弓竿の腰の強い弓)と、ダイナミクスのある良い楽器を所有しているという事が前提となりますが、原理はトランポリンと一緒なのです。

 

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