私が工房のお客様に対して行っている事にも、これまでの弟子達に行ってきた事にも共通して言えることなのですが、文章で書ける事は大したものではなく、書けない事こそが重要であり、大事です。
もっとわかりやすく言えば、教科書(学校の教科書という意味ではありません)に書かれている事はさほど重要ではありません。書かれていない事こそが、書けない事こそが重要なのです。
しかし多くの自称知的人種達は、活字を美化していています。だから本質と勘違いするのです。
活字って、とても危険です。
こんな事を言っていると、知的人達から嫌われるでしょうが。「だから職人さんとは話が通じない」って。
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