良い弓や良い楽器が、数十年は当然として、丁寧に扱えば100年や200年は”普通に”使えるというのは、歴史が証明しています。もちろん、維持費は掛かります。
ところが現在、環境破壊の影響で、弦楽器関連に当たり前のように使われている様々な材料が、規制対象となってしまうのは目に見えているのです。あと20年後、50年後にはどうなっているのでしょうか?
弓竿用のフェルナンブコ材、良質な黒檀、ローズウッド、それどころか良質な唐檜やカエデ材さえも年々入手するのが厳しい状況になっています。象牙、鼈甲は既に入手できません。馬毛も厳しいです。
今のうちに良い弓や良い楽器を入手しておくべきです。その方が、後々絶対に得をします。安物を買ってはだめです。
さすがに、馬毛だけは「今のうちに」とは言えませんが。
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