私の経験ですが、個々の紙マスクによって息の通り具合が全く違います。

 物によっては、スースーと、全く違和感なく息が出来る物もあります。しかし、そんなのはちょっと不安です。通気性抜群という事は「ザル」かもしれないからです(もちろんそうという単純な仕組みではないかもしれませんが)。

 そこで手っ取り早いのは、紙マスクの中に不織布フィルターを入れることです。

 私が使っているのは不織布フィルターシートです。けっこう分厚いです。この不織布フィルターシートでマスク自体を作っている方も多いみたいです。不織布フィルターが入手出来ない場合には、ペーパータオルで代用するというのもありかもしれません。

 公開テンプレートはこちらです。マスクインナー紙型L

 それを私が先日紹介しましたように、立体マスクのように加工します。前回は、化粧汚れ防止用の使い捨て紙として加工しましたが、同様にフィルターも加工できます(さすがにこのフィルターは使い捨てにはしません)。
 以前紹介した「型のPDFデータ(マスクインナー紙型M)」はモノタロウのラボワイプのサイズ(11cm幅)を前提としたサイズでしたが、今回のフィルター製作用のテンプレート(マスクインナー紙型L)はもっと大きなサイズです。

 さて、このようにして作ったフィルターをマスク内に挟むと、息をするのにちょっと抵抗を感じます。これって、フィルター効果が上がったと期待できます。

 しかし呼吸がしにくくなるのは困ります。そこで役に立つのが、私が考案した例のマスクインナーなのです。これを装着して、マスク内に空間を確保するだけで、ずいぶん楽になります。

  追記:動画内ではセロテープで接着していますが、その部分を100均ショップで売られているホットシーラーにて、ホチキスで留めるように接着していく方が理想的かもしれません。ただし、ホットシラーが使えるのは、熱で溶ける不織布シートのみで、紙のキッチンペーパーには使えません。

 

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