お客様からご自身が演奏したBDをいただきました。早速工房のBDプレーヤーで視聴したところ、映像も音も素晴らしいと感じました。工房のBDプレーヤーはきちんとしたオーディオ装置に繋がっているので、本格的なのです。

 後日、もっと大きなテレビで観ようと、居間のテレビで再生しました。そうしたら、音が変なのです。鼻が詰まった感じがして、ギスギスした音でした。

 もちろん、テレビ内蔵のスピーカーの音質の低さを差し引いて考えても、違和感を感じたのです。

 それでテレビの設定メーニューのサウンド項目をチェックしてみたら、「Dolbyサラウンド」になってしまいました。この設定を「オフ」または「シネマ」などの他の設定に変更したところ、違和感は少なくなりました。

 このように、再生装置の問題で、演奏自体を誤評価してしまう可能性もあるのです。だから、普段から音響装置に関しても常に高い意識をもって音楽を聴くことが重要なのです。

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