カントゥーシャ作の楽器を所有しているドイツ在住の日本人演奏者の方が久しぶりに一時帰国して、久しぶりに楽器の調整を行っています。
あらためて感じるのは、高い気温によるニスの傷みが殆ど無い事です(もちろん、通常の使用における汚れとか傷みはあります)。
最近のドイツの夏は異常気象でけっこうな気温になるという事をきいてはいますが、それでも日本と比べたら楽器には優しいみたいです。
事実、この方の楽器も、帰国して私の工房に持って来る短い間に、ケース内の上カバーが(一部)楽器に張り付いてしまっていました。
この日本での異常気温はどうしようもないので、上手に付き合っていくしか無いのですが。