佐々木ヴァイオリン製作工房では2006年からSONY XDCAMシステムを基本として撮影、アーカイブしています。最近はデジタルファイルとしてアーカイブする人も増えていますが、XDCAMディスクでアーカイブするのはとても利便性があると感じるからです。
XDCAMの機材も2006年当初に使っていた物と、今現在使っている物(PDW-700、PMW-200、PDW-U2、XDS-PD1000)とは違いますが、基本はXDCAMシステムです(ちなみにハイビジョン撮影自体は2005年にHDVにて始めました)。
なぜこのような本格的な業務機器を使っているかといいますと、もちろん高画質で記録保存したいからというのが主な理由ではありますが、それ以上に「使いやすい」からです。というのは、撮影に慣れた私が撮影するのだけでなく、弟子とか場合によっては妻とかに撮影してもらうことも多いからです。そういったときに、本格的機材ほどやりたい操作が簡単に(判りやすく)できるのです。
弦楽器も全く同じです。良い道具ほど使いやすいのです。道具が使い方を教えてくれるのです。
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