昨晩、娘を駅に向かえに行く途中の出来事です。急に「ガラガラガラ・・」と凄い音がして、少し先の道路を見ると、白色の何かが音を立てて路上を転げ回っているのです。私は直ぐに、酔っ払いがふざけて、道路に何かを投げ入れたと思いました。

 しかし、その白色の物体(50cmくらい?)は、不自然な動きで転げ回っています。「うん??」と目をこらしてみると、白色のプラスティックの何かです。「それにしても、なぜ転がり回っているのか???」と、もう一度目をこらして、原因がわかりました。

 なんと、その白色のプラスティックの物体に紐が繋がれていて、その紐には黒っぽい小型犬が繋がれていたのです。その犬が道路を走り回り、白色のプラスティックが転げ回っていたのです。

 おそらく、白色のプラスティックの物体は広告のぼりを立てるための円錐形の台(水を入れて使う)だと思います。そこに犬を繋げて、飼い主がどこかへいなくなったのではないでしょうか?その飼い主を追った小型犬が、プラスティックの台を引きずったところ、ガラガラと音がしてパニックを起こして、怯えながら道路を駆け回ったのだと思います。

 「白い物体」が不思議な動きをしていたのは、単に小型犬が白色のプラスティックの物体を引きずり回していた単純な運動ではなく、白色の円錐形のプラスティックの運動に犬の方が振り回されていたので、まるで「恒星の連星」のような動きをしていたからです。犬が黒色で、物体が白色だったために、白色矮星との連星をみるようでした。

 最初はビックリしたけれど、おもしろい物を見ることが出来ました(犬は可哀相だったけれど)。

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