年末に娘が帰省(関西の企業に就職しました)した時の事ですが、どこかでチェロの小さな模型を買ってきて、鼻歌交じりに1時間くらいで完成させていました。

 娘は小さい時から器用だったので、このくらいの工作はお手のものです。

 しかし感心したのは、糸巻きへの弦の巻き方が、説明書通りの作り方だと気に食わないという事で、自分でピンセットを取り出してきて、本物のチェロのように巻いていたのです。こういうこだわりは大切です。

 

余談:この模型、形もかなり正確でなかなか素敵な模型だと思います。しかし、我々の同業者の中には、このくらい小さなサイズのヴァイオリンを、フルサイズと全く同じ精度で作っている人も珍しくはありません。カントゥーシャ氏も作って、玄関に飾っていました。だから、この模型を見て、職業柄「イマイチの造り」と思う部分も多いのです。

 

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