最近、物騒な話題ばかりで気が滅入ってしまいますね。
以前から感じてはいたのですが、インターネットの普及と比例して、インターネット上だけで安易に弦楽器に関する事柄を済まそうという人が増えていると感じます。
インターネット上で評判を集めたり、メールでの質問、通販での買い物・・・・、これらを全否定はしませんし、活用することには賛成です。しかし、インターネット上には「本当の技術」は転がっていません。これは私のHPの内容でさえもそうと言えるのです。
インターネット上のものは「虚像」です。本物は「人と人との直接の会話」の中から生まれます。例えば、メールでの質問などでは、ちょっとしたニュアンスの取り方ですれ違いが起きたり、または一方的な内容になっていたり・・・。
皆さんも、皆さんが行きつけの楽器店(工房)にて、もっと質問をしたり、何らかの会話をしたりしてみてください。「何か」が得られる(深まる)はずです。
私はよく、私の工房にいらっしゃるお客にこう言います、「良い音は”脚”で得るもですよ」と。以前「遠足のおにぎり」という事を書きましたが、それと同じ事です。
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