先日、BS朝日で2日連続でチェコの音楽関連についてのテレビ番組を放映していました。その内の後編がチェコのヴァイオリン製作についてでした。実は、BDレコーダーの「ヴァイオリン」というキーワード録画で、自動的に録画されていて、私は後で知ったのです。
イタリアやドイツ、フランスのこの手の番組はよく見かけるのですが、チェコ編は貴重です。
その番組中の製作者は、ガラスの棒を製作中の響板に押しつけながら、指の摩擦でガラス棒を微妙に振動させ、響板の共鳴モードを「ブーッ」と発音させて、音響チェックを行っていました。私はガラス棒を使った共鳴モードの発音は初めて知りました。おもしろい方法を考えついたものです。
またチェコのヴァイオリン製作学校の様子も撮影されていました。今になってみると、当たり前ですが、生徒は皆若いですねえ。
関連記事:
- 「DEEP Planet チェコ編 チェコの楽器職人」再放送
- カントゥーシャ作のヴァイオリンの音も、やはり凄い
- カントゥーシャ作のヴァイオリンの感想を頂きました
- 昔のヴァイオリン行商人
- 現在のヴァイオリンの構造をストラディヴァリが完成させたというのは嘘です