昨日は家族で映画「のだめカンタービレ」を観に行きました。久しぶりの新宿東口は連休のせいもあって、もの凄い混みようでした。不況によって近場のレジャーで過ごす人が多いと聞きましたが、何かそんな雰囲気でした。私たち家族もその一員ですが。
 映画自体は、想像通りというか・・。音楽が良いという評判だったので期待していったのですが、そこそこというか・・。新宿のバルト9という比較的新しい映画館だったので音質の良さを期待していたのですが、イマイチでした。音量だけが大きくて、ドンシャリ音なのです。あれではクラシック曲の良さは出ません。
 過剰な雑音、電子音、BGM、ヘッドフォンステレオなどで鈍感になっている現代の日本人には、このくらいの下品なくらいの刺激音(のだめの音楽ではなく、映画館の音響の話です)でなければ受けないのでしょうね。
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 映画の中で、「下手くそな演奏」の場面がいくつかあるのですが、私と妻とで、「この人たち、本当の下手が分かっていないね!『下手』の素人!」。「本当の音程の外れ方というのは・・」と、偉そうに「下手」を語ってしまったのでした。

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