今年は例年以上に乾燥が酷くて、毛替え作業が難しいです。ちょうど良いと思って毛替え作業を完了したら、パンパンに張りすぎていたり。その逆に、緩すぎかな?と思っていたら、ちょうど良かったり・・。
「作業」は体にたたき込んだ「動作の流れ」で行います。「流れ」がスムーズなほど、良い作業が行えるのです。ところが、このような乾燥とかが酷いと作業の途中で迷いが出てしまい、余計な小細工(修正作業)をおこなってしまって、それが結局裏目に出てしまうことも多いのです。従って、できるだけ「微修正のための考慮」は毛替え作業開始前に済ませて、毛替え作業を始めたら「動作の流れ」だけに意識を集中するようにします。
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