今日は「棚卸し」です。ちなみにこの手の仕事と縁がない方への補足になりますが、「棚卸し」とは商品や材料の在庫品と帳簿の数を確認する作業です。
毎日の仕入れ(入庫)や売り上げ(出庫)の帳簿付けで、実在庫数と帳簿上の在庫数は合うはずなのですが、それでも色々な理由からわずかに数字が合わなくなってしまいます。それを「棚卸し」作業で数合わせをし直すのです。
大きな規模の会社では毎月とか、数ヶ月に一度は行いますが、我々のような個人経営の工房では年末に一度だけ行うところが多いと思います。
私はこの仕事につく前までは、「棚卸し」とは大掃除のようなものだと思っていました。