私はよくテレビ番組(またはマスコミ)のレベルが低いということを書いていますが、もちろん素晴らしい番組もあります。
この「パイプオルガン誕生~イタリア」は、東京カテドラル聖マリア大聖堂のパイプオルガンを、電気式だったものから、本格的な伝統的の大きなパイプオルガンに交換する作業をひたすら追ったドキュメンタリーです。
イタリアのパイプオルガンの会社の技術力と、拘りに感心しました。番組も、その技術を徹底的に追っていたのが、逆にとても判りやすく、感動的でした。
「物」って、「人(チーム)」が作っているのです。当たり前なのですが、これが軽視されているのが現代です。
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