先日、国産の高性能3Dプリンタ”Qholia”の事を書きましたが、あまりにの人気で、納期未定との返事を受けました。一応仮申し込みはしていますが、1年後になってしまうのか、それとも半年後なのかさえも判りません。

 そこで先日のものづくりメッセ会場で説明を受けた、第二候補だったポーランド製のZORTRAXという会社の3Dプリンタを導入することにしました。この手の物は、まずは買って、使ってみなければ、頭の中だけで迷っていても何も進みません。

 このZORTAXという会社の3Dプリンタは人気No.1というくらいポピュラーで、ネット上に情報もたくさん書いてあります。私の様な初心者が最初に使ってみるには、この方が良いのかもしれません。

 最初は小型のZORTRAX M200という機種を購入しようとも思ったのですが、Qholiaとダブってしまったら勿体ないので、大型機ZORTRAX M300を思い切って導入することにしました。これならば、ヴィオラの肩当てとか、ヴァイオリンのサポート台とかの比較的大きな造形にも使えます。

 こちらの機種は、代理店のWebにて購入手続きをしたら、翌日に届きました。メッセ会場で実物を見たときにはさほど大きくは感じませんでしたが、自宅の玄関に届いたときには、小型冷蔵庫でも届いたのかと思ったほど大きかったです。

 早速テスト出力をしたのですが、私のような初心者の初出力でも、安定して動作しました。想像以上に完成度が高い製品と感じました(この手の製品って、安定して動くまでが大変だったりする物です)。

この3Dデータは私が作ったものではなく、テスト出力用に付いてきた物です。ポリエチレン製の単なる細いフィラメント材が、2時間でこうなりました。強度的にもけっこう、このままいけるかも。

 今の時点であまり詳しいことは書けませんが、特殊なアゴ当てや肩当て、または様々な道具類の製作に役立てたいと考えています。次に私が弟子を受けたとしたら、今度は「カメラでの撮影」、「Photoshopでの写真加工」、「IndesignでのDTP」、「Illustratorでのイラスト作図」、「DreamwaverでのWeb構築」、「QNAP NASの利用」、それに加えて「FUSION 360での3D CAD」も課題となります。

 だから私ももっと勉強しなければ・・・。

 

関連記事: