先日、チェロのお客様の調整が完了してお渡ししたときに、「ずいぶん弾きやすくなった」と喜んでもらえました。見えない部分(実際には見えるのですが、おそらく皆さん気がつかない様な部分)をきちんと理論的、技術的根拠の元に整えていくことこそが調整の本質であり、自分で言うのも何ですが、私はその部分に拘っているつもりです(だからこそ、最初に「良い弓を勧めるのです」)。
 「こんな安い調整価格でいいんですか?(10万円超えていましたが)」と言われ、半分はお世辞であったかもしれませんが、とても嬉しかったです。

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