私のお客様と、留守中の自宅の楽器の管理について相談を受けることがあるのです。
そこで、アイデアだけを無責任に書くわけにもいきませんので、以前にも少しだけ紹介した、ラトックシクテム製のスマート家電コントローラ “RS-WFIREX3”を実際に購入してみました。
ちなみにこの “RS-WFIREX3″は、最近流行のチャラチャラした「話しかける、AIホームコントローラー」とは全く違っていて、もっと硬派です。単に、赤外線リモコンを操作するだけです。だからお勧めなのです。上記リンクの製品ホームページの説明では判りにくいのですが、他社のAIホームコントローラー無しに、この製品のみで使えます(スマホは必須です)。
この製品、実物は想像以上に小さいです。写真の通り、手のひらに乗るくらいの小さくて軽いものです(安っぽい)。実売価格は7,000円くらいです。
自宅でブロードバンド+Wifiルーターとスマホを使っている人でしたら、設定も簡単です。スマホから、登録した家電のリモコン操作が可能になります。外出先からも操作も可能です。
ちなみに、操作している家電が動いているのかどうかを確認する事はできません。しかし、RS-WFIREX3に内蔵されている「温度計、湿度計、照度計」のデータを確認することが出来ますから、エアコンが動作しているのか?、または照明が付いているのか?などを把握することが出来ます。
感心したのは、特に有料のDDNSとかに申し込まなくても、なにもせずに(もちろん無料で)外出先からコントロール出来ることです。
一人暮らしの人にはお勧めの製品です。これがあれば、自宅の照明を付けたり、エアコンをコントロールしたり、または部屋の温度や湿度をチェックしたりできます。
それ以外にも、赤外線リモコンが付いている製品なら、おそらく全てコントロール出来ると思いますよ(電波の届く範囲で)。防犯対策としても役に立つのではないでしょうか。
また例えば、一人暮らしの親の、実家の部屋の温度や湿度を把握して、熱中症対策に強制的にエアコンを付けるとか。
ちなみにこの機器を複数設定することも可能みたいです。だから例えば一台だけでは赤外線リモコン電波の届かないような、離れた部屋とか倉庫の機器もコントロールすることが出来ると思います。マクロ登録機能があったり、かなりマニアックというか、業務用途としてもお勧めです。
注意1:
ACアダプタは付いていません。携帯を充電するときに使う、USB充電用のアダプターを用意する必要があります(携帯、スマホ用が使えます)。
注意2:
一番最初に自宅のWifiルーターを認識させる設定で、スマホと自宅のwifiルーターが5GHz(11ac/n/a)で接続されている状態では、設定できません。一旦、スマホとwifiルーターを2.4GHzに接続変更してから、設定をする必要があります(設定完了後に元に戻しても大丈夫です)。
維持費が掛かるわけでもないし、邪魔になるわけでもないし、自宅を留守にする人にはお勧めの製品と言えます。
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