私は、私の工房お売りした商品、例えば楽器や弓は当然として、ケースでも差別しています。
「差別」というと意地悪な感じに捉える方もいらっしゃると思いますが、そうではなく、買ってくださったお客様の満足のために、「責任をもって、お売りした後も地味ではありますが、対応をしています」と言った方が正しいかもしれません。
例えば、私の工房に通われているお客様でも気づいていない方がほとんどだと思いますが、ケースでも、場合によってはグリスを付けたり、金具の補修をしたり、カバーの糸くずが飛び出ていたら切ったり、またはケース内に掃除機をかけることもあります。ベルトの捻れをとったりすることもあります。
もちろん、毎回必ず行っているわけではありませんし、あまりにも手間が掛かった場合には有料とします。
しかし、基本的にそのような対応は、私の工房にて購入してくださった商品だけへのアフタケアなのです。
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