先日、「私のインクジェットプリンタ遍歴」みたいな記事を書きました。しかし、一番最初に購入したプリンタは、ドットインパクトプリンタでした。おそらくEPSON VP-1000みたいな型番だったよう気がします。

 今の若い人にはピンとこないかもしれませんが、当時のプリンタの目的って、「プログラムチェックのための印刷」専用と言ってもよいくらいでした。

 私もパソコン(NEC 9800シリーズ)を購入した目的が、FFT解析のプログラム(プログラムの基本部分は別の方が作った物です)を組み立てる事が目的だったため、このプリンタでどれだけ連続用紙を無駄にしたことか‥。

 CONTEC社のAD変換ボードを購入したり、オペアンプを組み立てたり、ローパスフィルタを組み立てるためにIC(連立チェビシェフ式とかだったような?)を購入しにメーカーまで直接出向いたり。そうそう、数値演算プロセッサなんてのも購入しました(当時は何でも高価でした)。

 プログラムの改良をしては、キーン、キーンとプリンタで一行ずつ打ち出して、マーカでチェックしながら構成したものでした。若かったから出来たことです。

 あの当時、近い将来、プリンタで写真が印刷できる時代がおとずれるようになるなんて、全く考えてもいませんでした。凄い技術進歩ですね。

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