私はそこまであちこちの博物館・美術館巡りをしたわけではないのですが、私の経験の範囲で、一番想い出に残っているのが国内では「伊豆 アンモナイト博物館」です。
この博物館には、我が家の子ども達が小学生低学年の頃に行ったのですが、そこで体験した「化石掘り(取り出し作業)」が今でも想い出されます。
手のひらに乗るようなサイズの石ころ(ノジュールと言うそうです)を割って、鉄釘みたな棒で、地道にコツコツと石を削っていくのです。このノジュールの固いこと、固いこと。展示物とか、アンモナイトの想い出はさほど無いのですが、とにかくノジュールの固さが、今でも印象に残っているのです。
見ただけで知った気になっているのと、このように簡単ではあるけれど実体験した「触覚」の記憶とでは、価値がまるで違います。
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