私の妻の実家は、私の高円寺の家を新築するちょっとだけ前に新築しました。妻の旧実家が道路拡張計画のために立ち退きにあって、別の地域へ引っ越しになって、そこに家を建てたのです。

 詳しい事までは知りませんが、知り合いの腕の良い大工さんに頼んで、良い材料を使って家を建てたとのことでした。だから義母は「ちょっと高すぎるんじゃないか?」とか、ブツブツ文句を言っていたのを覚えています。

 一方、東京の私の家はハウスメーカー製です。狭小地に建てる場合には、これしか選択肢がありませんでしたので、基本的には満足していますが、内装とか建具に関しては「張りぼて」です。

 妻の実家の本物の無垢木材を使ったフローリングも、ハウスメーカー製の合板製のフローリングも、新築時には見た目はほとんど変わりません。しかし使うほどに、時間が経つほどに、その差は歴然なのです。

 良い物は、使うほどに、その良さが出てきます。これは楽器も全く同じなのです。

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