先日久しぶりに、私が東京ヴァイオリン製作学校在籍中に個人的に行っていた、「ヴァイオリンの音響実験」の一太郎+花子で清書したファイルを開いてみました。

 1988年~1990年くらいのドイツに行く前の期間中に書いた非公開レポートです(その目次部分だけ。表紙は帰国後に追加したものです)。結果レポートというよりは、実験を始める前の手探りのための前実験レポートというないようでした。もちろん私一人だけで行えたものではなく、多くの方々の手助けもあって行ったことです。

 今こうして見返してみると、見当外れの実験や、その後役に立たないような実験もあります。しかし、今専門家として見ても興味深い内容もあります。あの頃に行った全ての時間が、今の私の血となり肉となっています。あの頃の集中力は、我ながら凄かったなあと、自分の事ですが羨ましく思います。

基本的にこんな感じの実験システムを組んでいました。専用FFTアナライザなんて高価すぎてとても買えませんから、全てこうして部品を購入して手作で構築したシステムです。今ならこの程度なら無料ソフトでだってできることですね。それ以前に、昔のパソコンには、今のパソコンに当たり前の機能として付いているAD変換機能さえも無かったので、まずは高価なAD変換ボードを購入することから始めました。

こんな興味深い可変魂柱棒を作って実験も行いました。

 

 

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