プロのオケでも、アマチュアオケでも、録音モノ(CD、LP)でも、オケの音の透明度と縦の線を決定づけるのは、コントラバス・パートの上手さです。
ここが下手だと、全てをモコモコ状態に引きずり込んでしまいます。逆に、コントラバス・パートが上手(演奏技術力というよりは、特に音程が)だと、音が晴れあがるのです。
しかし、バス奏者自体にその意識が低いように感じます。お世辞ではなくて、本当の意味でオケの土台を決定づけているのはバスの技術力だと思うのです。ある意味、真のコンサートマスターだと思うのです。
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