私の工房の弟子教育では、木工技術と同じくらい、Adobe Illustratorとか、Photohsopとか、Indesignとかのソフトも教えます。通常の職人教育でそこまで徹底して教えるのは異端に思われていますが、私は職人においてもこれらのソフトが扱えるようになることは必須と考えています。
今回導入したレーザー加工機も、その活用用途はとても多いです。しかし、結局のところ、Illustratorが使いこなせない人には、レーザー加工機も使いこなせないのです。
逆の事も言えて、弟子の職人教育でこう言う事も習っていたら、レーザー加工機とかに興味が持てたり、それを実際に導入して取り扱うことが出来るようになるのです。
職人は、刃物だけ扱えればよいなんて時代では無いのです。
Adobe Illustrator等を教わるためには、そのソフトを導入したり、または教わる時間が長くかかったりして、お金も時間もかかるのです。本物の技術を手に入れるという事は、そういうものです。
関連記事:
- レーザー加工機を使えば、こんなオリジナルスタンプも
- レーザー加工機”Hajime”で糸巻きへの彫刻
- 久しぶりに、レーザー加工機でテールピースの装飾
- レーザー加工機”HAJIME”による、テールピースへの装飾模様の彫刻
- レーザー加工機”Hajime”のサポートは素晴らしい