また、高齢者による痛ましい自動車事故が起きました。

 しかし、日本の人口分布から考えると当然の事であって、こんな事は30年も前から予想は出来ていたのです。

 しかし相変わらず「高齢者免許返納」の議論とか、ネットでの軽薄な中傷記事ばかりです。

 高齢者の免許返納を安易に推奨している人は、おそらく自分が車に乗っていない人か、または自分がまだ若い人(高齢なんて他人事の若者)だと思います。

 高齢者の事故率が高くて免許返納をしなければならないのだったら、同じく事故率の高い20歳前後の若者も同じ事になってしまいます。

 何度も言うようですが、高齢者の免許返納運動は危険です。高齢者が車を運転していたら白い目で見られる社会は、差別社会でしかありません。ネット上で口の悪い若者は「老害」とさえ言っています。

 大多数のの20歳前後の若者が無謀運転はしていないと同じように、大多数の高齢者も安全運転をしています。だから、その人達から免許を取り上げるのは人権問題にも発展してしまいます。

 重要なのは、「年齢とか運動神経の衰えに沿った車に乗り換える義務を制定すること」です。なぜ、こんなシンプルな事が素早く実行されないのでしょうか?

 それ以前に実行すべきことは「アクセルべた踏み」でエンジン出力を極端に弱くする仕組みを義務づけることです。車に急加速なんていらないのです。

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