昨日、あるお客様と発表会撮影用のビデオカメラの話になりました。小型のホームビデオカメラで撮影する場合、どういうモードで撮影するのがベストなのか?という質問がありました。

 言い切ります。コンパクトビデオカメラで撮影する場合には、一番基本的なフルオート撮影がベストです。下手にマニュアル設定にして撮影をしてはいけません。

 とういうのは、コンパクトビデオカメラはマニュアル調整するためのレンジ(性能的な余裕)がほとんど無いのです。だから、業務機をまねして、手動による高度な撮影をまねすると、逆効果なのです。

 ホームビデオカメラは、フルオート撮影しておけば問題ありません。よほど専門的な技術を持っている人ならば、ホームビデオカメラをマニュアル設定で撮影することも出来るかもしれませんが、そんな意味の無い努力をするくらいだったら、業務機で撮影すればよいのです。

 話がちょっとずれましたが、昨日のお客様に、私の工房の本格的なビデオカメラをお貸ししますよ。と言いました。

 いわるゆ業務機とコンパクトホーム用との違いは、色々あるのですが、一番の違いを実感されるのは、おそらく音質の差だと思います。

 発表会撮影で一番重要なのは、映像よりも音質なのです。多くの方は、ビデオカメラの音質をあまりにも軽視しています。

関連記事: