最近は100円ショップなどの低価格品のショップがかなり増え、そこで買い物をすることが当たり前のようになりました。いくら人件費の安いところで作っているとはいえ、一体どうやったらこれを100円で売れるのか・・。
私はこのようなショップを否定はしません。しかし危険性があることも理解していただきたいです。
良い物を見る目が劣る
このような店で売っている商品は、値段の割には素晴らしいとはいえ、やはりそこそこの品です。このようなものばかり購入していると、本当の意味での「商品の良さ」を理解できなくなるのです。
このような「見る目」が無くなると、「良い物=ブランド品」というような低レベルな見方しかできなくなります。
本物を作っている会社がつぶれる
100円ショップで購入したのかどうかは知りませんが、私の家にも安物の笊(ざる)があります。見た目はけっこう立派なのです。しかし使ってみると笊の役目をはたしません。竹の編み目の関係で、水がうまく垂れないのです。
要するにこれは笊とは呼べないの物なのです。それはそれで「安かったからしょうがない!」で済みます。
しかし問題なのは「本当の笊を作っている職人」の方です。インチキとはいえ低価格の笊が出回ることで、本当の笊を高いと感じる人が増えてしまうからです。
事実、他の商品についてですが「何でこんな物が、こんなに高いの?」と言っている人を何人も見てきました。
「そりゃ、手間がかかっているから高いんですよ!」