最近NHKで「笑わない数学」という番組があるのです。お笑い芸人のパンサー尾形が、真面目な顔をして、必死に難しい数学の番組を解説しているのです。
このパンサー尾形(どちらかと言えば、ポンコツキャラ?)と、難しい数学の一見ミスキャストと思われるような組み合わせが、絶妙なのです。
数学の番組って、我々素人が視ても全く理解できません。視ていると、全く理解できない自分が、なんだか愚かに、または罪に感じてしまうのです。
しかし司会にパンサー尾形を起用することで、「おそらく尾形も理解できないけれど、一生懸命台本を覚えて、番組を作っているんだろう。自分も理解できなくても、それでも良いのだ」と、思えてくるのです。
なんだか新鮮な番組です。