私は、サブスク音楽(インターネット音源ミュージック)からは良い音は手に入らないと、主張しています。
それはなぜか? なにもレコードなどの懐古主義でそう主張しているのではありません。ちゃんと理由があります。
それは、「音は脳に記憶出来ない(しにくい)」という特徴があるからです。人間の脳は、視覚情報は記憶しやすいのに対して、音や匂いは記憶しにくいのです。
すなわち、音楽の記憶も、必ず何らかの視覚情報だとか、生活体験情報と関連付けて記憶されているのです。
だからある音楽を聴いて、「青春時代のあの時を想い出す」という感想が生まれるのです。
例えばレコードとかCDの場合には、収録されている音楽そのもの以外にも、ジャケットの写真とか、ジャケット内の解説だとか、またはその商品を購入した体験記憶も脳に記憶されています。メディアに付いてしまった傷や汚れや雑音も重要な要素です。人によっては、レコードの匂いとかも重要な記憶情報だったりします。
サブスク音源からは、このような脳の記憶が生まれないのです。私の感覚では無色透明です。
その証拠に、最近の若者はカセットテープとかレコードとかの魅力を感じ始めています。
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