これまでに何度も同じ事を感じたのですが、楽器の在庫があるときには相談が無くて、楽器が売れてしまった途端「あの楽器は売れてしまったのですか?」という問い合わせが多いのです。

 そのように、後になっての相談を受けても、私もどう対応して良いやら、もどかしさしかありません。

 具体的な説明ができないからです。

 楽器の在庫があるときには、実際に楽器を試奏してもらって(または私が音を出して)、私が自信をもっておすすめできる具体的なポイントを説明できます。しかし、楽器の在庫が無いときには、具体的な事が言えないからです。

 結果的に購入する、しないは別として、楽器の在庫があるときに、是非とも相談にいらしてください。試奏でお金を取るわけではないので。特に、チェロの在庫は貴重ですよ。

 

注:弓の試奏の場合には、楽器の試奏とはちょっと話は変わります。
 弓の試奏は、まず試奏の前に「弓の性能の理論」の説明を1~2時間くらい説明します。だから購入検討者以外の「説明だけ聞きたい」という方は申し訳ありませんがお断りさせていただいています。どうかご理解ください。
 ただし、真剣に購入を検討している方でしたら、結果的に、絶対購入しなければならないというわけではありませんので、その点もご理解ください。
 

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