先日ペルチェ素子式のミニ冷温庫の比較記事をあげました。
新しく購入した中華EENOUR社製の6Lミニ冷温庫の庫内温度が期待していた程は低くならなかったのに対して、6年落ちのツインバード社製のD-CUBE 5.5Lの方が僅かに庫内温度が低かったという結果でした。
当初は予想していなかったDC駆動が効率的だという結果を知れたのは、予定外の収入でした。
さて、ここで新たな疑問が生じました。
「この6年落ちのツインバード社製のD-CUBE冷温庫、ペルチェ素子が劣化してはいないか?」と。
というのは、以前に何度かこの冷温庫の劣化を感じて、買い替えていたからです。さらに今年の暑い夏に、ニカワの劣化が激しいような気がすると感じていたのも理由です。
そこで早速、新しいD-CUBE 5.5Lを購入しました。
これまでもそうでしたが、旧型と比べて何ら変化はありません。
さて前回同様に温度計のセンサーを庫内中央部に設置して、庫内の空気の温度を計測しました。
今回は前回と比べて室温が24.6℃で、さらに湿度も低かったので、庫内の温度はかなり下がっていました。
・6年落ちの旧型 7.7℃(DC駆動 強冷モード)
・新品 4.8℃(DC駆動 強冷モード) それもまだ通電後4時間駆動しただけの値。
結果、ペルチェ素子式の冷温庫は数年で劣化するので、定期的な交換が必要ということです。
補足:12V DC駆動はこのアダプターがお勧めです。低消費電力になるだけでなく、庫内の温度も若干低くなります。シガーソケット部分で発熱ロスがあるので、シガーソケットを切断して直結することをお勧めします。